給湯器ってなんだろう?
ある日突然、「キッチンの蛇口からお湯が出てこなくなった、お風呂の水が熱くならない、お湯はりができなくなっちゃった」ということが起きたら、まずは給湯器の故障を疑います。
給湯器は、お家の中の様々な蛇口・水栓から出るお湯を作る為の給湯機器です。昔は台所専用の瞬間湯沸かし器・お風呂のお湯をたく風呂釜が主流でしたが、今はお風呂のお湯焚きも台所も洗面所もすべての給湯を一つの給湯器で行うふろ給湯器を使っている事が多いです。
給湯器が取り付けられている場所は主に屋外で壁にかかっている物や台の上に置かれている物、マンションやアパートなどですとパイプスペース・パイプシャフト内に納まっている箱型の物がそうです。
給湯器が壊れてしまったら?
給湯器が壊れてしまった場合、対処する方法は2つ。壊れた個所の部品を交換して使い続ける、または給湯器本体を交換して新しいものにする方法です。本体を購入してから2年以内でしたらメーカー保証で修理してくれますが、5年ほどたつと自己負担での部品交換・修理対応となるでしょう。また5年以上経つと部品によってはメーカーから部品を用意できなくなり、修理が出来ないこともあります。10年近くたつと、メーカーで部品が保管されなくなり、実質本体交換以外の手立てがなくなってきます。しかし、給湯器の耐用年数は10年ですので、故障が見られてくる時期とも言えます。そうなると安全性を考えても本体の交換が必要になってくるのです。
故障した場合は、水漏れ・お湯が出ない・給湯器が錆びている・煙が出るといった症状を洗い出して、給湯器を交換・取り付ける業者に伝えます。