給湯器を交換する時にまずチェックしておかなければならないこと!それは給湯器の種類です。
給湯器にはお湯をつくるときに使う熱源の種類が、バーナー・ヒーターに分かれます。バーナーは熱交換器内を通る水を外側から火で温めてお湯を作ります。ヒーターの場合はヒーターの熱を水に移してお湯を温めるので貯湯式タイプなどで使われています。
バーナータイプはガス給湯器・石油給湯器があり、瞬間的にお湯を沸かすのでパワフルな水量が特徴です。ヒータータイプは電気給湯器・減圧式の貯湯タイプの石油給湯器があり、あらかじめお湯を作っておく貯湯式が多く、すぐに温かいお湯が使えます。今使っている給湯器がガスか電気か石油か、はたまた石油・電気、ガス・電気のハイブリットなのかをチェックしておきます。
次に確認する事は、現在お使いの給湯器の能力です。能力とは一定時間にどれぐらいお湯を出せるかという数値で表されており、ガス給湯器・電気給湯器ならば1分間に出せるお湯の量=号数で表れています。石油給湯器の場合は1時間の給湯出力=kcal・kWで表されています。号数・kcalが大きければ大きいほど、水量が多く同時に違う場所でたくさんお湯を使う事ができるのです。号数やkcalを今よりも上げる場合は工事が別で必要な事がありますので、かならず確認します。わからない時は、自分で購入するよりも業者に依頼して自分の希望通りの湯量を供給できる製品を選んでもらいましょう。
次に給湯器が取り付けられている場所、これも重要です。例えば壁にかかっている給湯器から地面に置いている給湯器へ交換する・屋内に取り付けている物を屋外に置きたいといった場合は配管から工事しなければならないためリフォームする必要があります。基本的には同じ設置タイプの給湯器を選びますので、外の壁・地面・お風呂の横(隣接型)・マンションのパイプスペース・排気管が何本などわかる範囲で伝えておきましょう。