交換する給湯器を選ぶ

ガス式(都市ガス・プロパン)、石油式、電気式、ハイブリットなどの給湯方法を確認した。給湯器の号数・kcalを確認した。取り付けている場所・設置個所を確認した。となると、あとは希望の機能をもつ給湯器を探してみましょう。
お家全体のお湯をつくる「ふろ給湯器」には、お風呂の湯沸し機能が標準タイプ・オートタイプ・フルオートタイプにわかれています。標準タイプの場合は、お湯はりをするときに蛇口からお湯を出します。設定水量になると音声で知らせてくれるので蛇口を締めてお湯を止めます。お湯はオートストップ機能があると自動で止まります。オートタイプの場合は、台所やお風呂場に設置されているリモコンからお湯はりボタンを押すとお湯が出てきます。設定した水位になると自動でストップし、その後は一定時間ごとに保温・追い焚きを行ってくれます。更にフルオートタイプになると、前に入った人が浴槽のお湯をたくさん使ってしまっていても、自動で設定水位までたし湯を行います。またお風呂に入った後お湯が冷めてしまわないように自動で追い炊きを行います。お湯を流した後は、追い焚き配管の中に残ってしまった湯を新たにきれいなお湯で洗い流す洗浄機能も備わっていますので、フルオートタイプは大変人気の給湯器です。
また、給湯器はお家の中でつかうエネルギーの30%を占めています。そのため節約・エコな給湯器が注目されはじめ、今ではエコジョーズ(ガス)・エコキュート(電気)・エコフィール(石油)といった、環境にもお財布にも優しいタイプの給湯器がスタンダードになりつつあります。しかしエコジョーズなどは製品代金が高くてなかなか導入する決心がつかないと思われがちですが、給湯器の耐用年数は10年。エコジョーズなどのエコ製品は、従来製品との価格差を数年でクリアできるほど熱効率が良いのです。ぜひ検討してみるのも良いかと思います。